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別冊ソライロノート

ドラクエ好きな数学教員、現在育児に奮闘中。

4月当初、教員として働き始めるに当たっての懸念事項の一つであった「服装」。
高校教師というお仕事にふさわしい服っていうのはどんなんだろう、と悩みました。
最初は真面目にスーツなど着ていましたが、なにせあれは堅苦しい上に動きにくい。
意外に体力勝負な教員には向かないということを、新学期が始まってから1週間もたたないうちに学びました。
重たい提出物の山を抱えて4階まで1日に3往復、外掃除では生徒と共に竹箒を抱えて庭を掃き、なにか時間割上の不都合があればすぐさまダッシュで使いっ走り。
おかげさまでこの間あった教員健康診断では、体脂肪率が1月と比べてがっくーんと減っておりました。
・・・体型的には非常に喜ばしいのですが、健康的にはちょっと不安。
まあ別にそれほど平均値を逸脱してるわけじゃないし、いっか。


話がそれましたが、教員の服装の話。
現在、うちの学校(だけじゃなくて県下全部?)では、流行の「クール・ビズ」なるものが導入されました。
わりと融通の利く女の先生とは違い、普段でも男の先生方はスーツ、Yシャツ、ネクタイ姿が基本なのですが、校内のあちこちにに

「現在冷房温度を28度に設定するため、ノー上着、ノーネクタイの軽装にて勤務を行っております。
ご理解のほどをよろしくお願いします」

という対外向けの掲示が貼られると、やれやれとばかりにネクタイを外して授業に行かれるようになりました。
先にも述べましたが教員というのは体力勝負の力仕事なので、楽な服装で動けるというのはとてもいいことだと思います。

ちなみに女性の先生の服装はわりと個性豊かで、カーディガンの方、スーツの方、シャツにベルトできっちりの方、スカート派とパンツ派も両方います。
体育の先生はジャージやポロシャツの時も多いですね。
私は基本的にパンツ派で、シャツに動きやすいよう柔らかめの素材のジャケットを羽織ったり、綿ニットを合わせたりことが多いです。
スカートを着るときも、愛想もそっけもないスーツのスカートのようなものをよく着るかな。
なんともまあ、堅物一直線。
・・・いいんだ、そういうキャラだし。(開き直った)
生徒の手前、さすがにTシャツって訳にもいきませんしねぇ。
それなりにきっちり見えるように、気をつけてはいます。
色は「先生、いっつも黒やない?」といわれるくらいにモノトーン多し。
・・・だって、何にでもあわせやすいんだもん。(コーディネートを考えるのは大の苦手)


その普段お洒落っ気のかけらもない私が、めずらしくプリーツスカートをはいて学校に行きました。
そのスカートは、この間の週末に友人と出かけた某服メーカー主催の夏の大バーゲンにてゲットしてきたもので、ベージュの細かいプリーツの裾に同じくベージュのレースがあしらってある、なんとも「お嬢さん」なシロモノです。丈は、膝下くらいかな。
ふりふりだけど、わりと上品な感じが気に入って購入してきました。
そのスカートに合わせて、上はこげ茶色のスキッパー。
襟がついているので、一枚着るだけできちっとして見えるので重宝しています。

ま、せっかく買ったんだし、柄じゃないといえばないけどこのくらいならいいかなぁ、と思ったのですが。
めずらしかったのか、よほど普段の色気のカケラもない格好に見慣れているのか、一日の間に何人の生徒(のみならず先生)に声をかけられたやら。

「あ、せんせい、なんで今日ひらひらなの!?」
「うわ、ほんとだひらひらだ!ねえちょっと見て見て!」
・・・そんな目ぇ丸くして見なくても。
そしてわざわざ友達呼ばなくても!(私は珍獣かい)

「先生、バレリーナみたい・・・」
うーん、そんなにヒラヒラか?(ちょっと裾をつまんでみる)

「どうしたのセンセ、今日はお洒落じゃん!」
ストレートな感想をありがとう少年。
どうせ普段はお洒落じゃないやい。(自覚あり)

「きゃあ中本先生、可愛いですねそのスカート」
ありがとうございますS先生。
でも先生のワンピースも素敵だと思います。(ウエストが細いから着こなせるんだなあれは)

「うわ先生、それまずくねぇ?」
「・・・え?どっか変?」(しまったさすがに職場にこれははしゃぎすぎか?)
「だってそれ裾さぁ・・・・・・あ。(いきなり裾を手にとって眺める生徒)
「・・・・・・?」(何をしたいんだ少年)
「いや、いい、なんでもない。可愛いスカートだねっ!」(手ぇぶんぶん振ってごまかしのポーズ)

どうやら彼には裾のレースが、下着のレースに見えたらしいです。
まあ確かに、そんな色だしそんな柄だしそんな位置だわね。
でもスカートの部品なのよ、ご心配ありがとう。(可愛いなあ一年坊主は)

そんなこんなで、なかなかに貴重な体験をした一日でした。
ドキドキしてたんですが、これくらいのフリフリは教員として許容らしいということも分かりました。
たまにはやっぱり真面目に仕事服を選ぼうっと。(日頃を反省)
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