別冊ソライロノート

ドラクエ好きな数学教員、現在育児に奮闘中。

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季節に合わせて衣替えよろしくテンプレートを変えてみました。
せっかくなので、平日だけど書いてみよう。(ブログの意義を大いに外している別冊)

再三書いておりますが、私は吹奏楽部の第三顧問、あるいは副顧問補佐、あるいは副々顧問です。三人いる先生の中では一番役に立たない私ではありますが、仕事がないわけではありません。
リードやらオイルやらの消耗品を多く必要とする我が吹奏楽部、お金の出入りは目まぐるしいです。また大会に出るたびにお茶やらお弁当やら写真代やらがかかりますし、講師の先生方への謝礼も払わなきゃいけないし。そのために部費を集めて、たまーに、ごくたまーにOBから投下される寄付金やら校長先生が各部活にポケットマネーくださるお小遣いやらという臨時収入を計上します。一週間部活に顔を出さないと、領収書の束が1センチを超えます(遠い目)。真面目に仕事しろってことですかね、ええ。

といっても前任の先生がエクセルで作っていってくださった枠をそのまま流用利用なので、私は数字と文字を打ち込んで、お金を数えて業者さんに渡すくらいしか、会計としてのお仕事はないのですけれども。それでもあちこちの吹奏楽コンクールが始まるこの時期、会計ではないお仕事も忙しくなってまいりました。

その1つ、音楽室の戸締り確認。
週に2度、チーフ顧問の音楽の先生が学校に残ることが出来ない曜日に、自主練をしている生徒が帰った後の戸締りの最終確認をするお仕事です。もう一人の副顧問の先生と週に1日ずつ、ちなみに私は月曜担当です。
ソロコンテストの地区大会を参加メンバーの約半数が突破した我が校の吹奏楽部、練習の虫ぞろいで有名です。
ほかって置けばヤツらは7時でも8時でも練習を続けているでしょう。それをあまり夜が更けないうちに適当なところで切り上げさせ(音がでかいのでいくら田んぼのど真ん中な高校とはいえ夜は近所迷惑になる)、その呆れるほどの熱心さをねぎらいまた尊敬しつつ校舎からおっぱらい、鍵を閉めなければいけません。

音楽室は、特別校舎の四階にあります。チーフ顧問の音楽の先生の居室がその隣の音楽準備室で、吹奏楽部の会計関連(領収書やファイル等)は一切合財そこに仕舞われています。音楽の先生は学校に一人しかいらっしゃらず、特別校舎の4階はほかに地学室&地学準備室、物理実験室&物理準備室があるだけで、物理の先生方は別の階の理科系合同準備室(理科の先生は物理化学生物含めて学校に5人だけ)にいらっしゃるので、放課後の南舎4階は吹奏楽部が占拠することとなります。もう、4階の隅から隅まで吹奏楽部の「城」状態。パート練習をするには他のパートと音が混じってはまずいため、たくさんの教室に分かれて練習する必要があるのだとか。実験室、準備室のみならず廊下や階段の踊り場にまで広がってそこかしこで響く楽器の音。・・・結構、すさまじいです。耳の弱い人だとちょっとクるかも。(前任の吹奏楽部会計の先生はそれでリタイヤしたそうな)

その4階も、生徒を追い出してしまえば夜の学校特有の静けさが戻ってきます。戸締り当番の日は大抵間違いなく7時半を過ぎるので(生徒がなかなか帰ろうとしない)あたりはまっくら。他の先生方も家路につき、野球部やバスケ部、空手部などを指導する先生方や、ここもまた練習熱心で知られる演劇部の面々が残るばかり。南舎は、ひっそりと静まり返った空気の中に取り残されます。
そのわずかに片側の階段のみに明かりが灯った状態の夜の校舎を一人で吹奏楽部エリアである4階まで行き、そして帰ってくるというのはかなり、怖いです。階段の電気だけを頼りに4階の地学実験室前にたどり着き、4廊下の電気をつけてから、階段の電気を消します。
・・・一度順番を間違え、あたりを真っ暗にしてしまった時には心底肝が冷えました。(びくびく)

廊下に響く、自分の足音。
実験室の水道台が、一列に並ぶ廊下の蛍光灯の光を受けて鈍い銀色に反射する。
廊下から空を見上げれば、あたりはすっかり夜に包まれている。
時折通り過ぎる風だけが、カタカタとわずかに窓を揺らすだけ。

息を潜めるようにして戸締りを確認しながら廊下を行き過ぎ、突き当たりの音楽室へとたどり着く。
教室の窓越しに、棚へ収められた楽器たちがちかり、と光ってその存在を主張する。
暗闇に浮かび上がる、グランドピアノ。

・・・真剣に怖いですよ。
誰もいない、夜の音楽室。(真顔)


そそくさと階段の電気を点けて、廊下の電気を消し、逃げるようにまだ明かりの灯る北舎へと帰ってきます。・・・それで職員室に誰もいなかったりしたら、さらにヤな感じ。(うわぁ)
夜の学校というのは、独特の恐ろしさがあると思います。昼間は(いらんわってなくらいに)生徒たちのにぎやかな嬌声に包まれているだけに、ギャップが激しいのかもしれません。「学校の怪談」なんてものがはやるのも、分かる気がします。・・・だって本当に怖いんですよ?(真顔)
私だけが、特に臆病ってわけでもないと思うんだけどなぁ。
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2005.06.10 00:28  | # [ 編集 ]












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